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ファシリテーターに求められるスキル 〜難しくない!ファシリテーターに挑戦してみよう〜

多くの情報が飛び交う世の中で、仲間を作りやすい一方、孤立する人も増えています。
偏った考えになりやすいとも言える現状。
みんなが安心して、共生するためには、直接的に意見や価値観が交わる対話の場が欠かせません。

そして、対話の場をより有意義なものにするために、重要な役割を果たすのがファシリテーターです。

今回は、ファシリテーターに求められるスキルと魅力をお伝えします。

ファシリテーターに必要なスキルとは?

ファシリテーターとして活躍するために必要なスキルは、以下の4つです。

1.傾聴力

参加者の意見をしっかりと聴き、安心して話す場を作るスキルです。
特に、言葉に表れない感情や背景を読み取り、配慮する参加することが重要。
これにより、発言者は「自分の話を大切に聞いてもらっている」と感じられます。
たとえば、「その考え方の背景をもう少し教えていただけますか?」と質問すると、参加者の考えを深掘りするきっかけになります。

2.客観性

自分の意見を考えるのではなく、全員の意見を平等に扱うことで、参加者は「自分も尊重されている」と感じられます。
自分の意見を押し付けず、中立的な立場でいる姿勢が大切です。
わかりやすい質問や投げかけを意識すると、参加者の発言を促し、対話の盛り上がりにつながります。

3.質問力

3つ目は、対話討論のための質問力
たとえば、「他の意見はありますでしょうか?」「何がきっかけでそのように思ったのですか?」などの問いかけで、新たな視点や深い議論を生みます。
話が進む中で、少しでも疑問に思ったことをメモしながら、深堀するような質問を用意するのも良いでしょう。
ファシリテーターの質問によって、さらに対話が活性化されます。

4.まとめる力

対話の内容を聴きながら整理し、重要な点をまとめる力です。

たとえば、ファシリテーターが「皆さんの意見を聞くと、〇〇という点が共通しているようです」とまとめを入れることで、会話に方向性と意味を与えます。

対話の合間に共通認識の確認を入れると、ひとりひとりが納得感を持ちながら議論を進められますよ。

ファシリテーターと共生社会の実現

真庭市の対話カフェでは、ファシリテーターが対話の場を支え、共生社会の実現に向けた対話がさまざまなところでおこなわれています。
共生社会とは、誰もが自分らしく安心して暮らせる社会のこと。

そのためには、多様な意見や異なる価値観を尊重し、違いを受け入れながら共通点を見つけることが必要です。

話し合いにおいて、この工程を支えるのが、ファシリテーターの役割です。
対話の積み重ねが、地域社会をより良い方向へ導く原動力となります。

難しく考えなくて大丈夫!あなたにもできるファシリテーター

「自分には難しそう」と思うかもしれませんが、ファシリテーターは、でも誰にでも挑戦できる役割です。

対話カフェでは、経験のありなしにかかわらず、ファシリテーターに挑戦できる環境を用意しています。
人と人を繋ぐ対話の場づくりに興味がある方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。

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