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グラフィックレコーディングとは?~視覚でつなぐ、対話の新しいカタチ~

グラフィックレコーディングって?

グラフィックレコーディング*1は、(※1通称グラレコ。本文以下でグラレコと表記させていただきます。)会議やプレゼンテーションなどの場で絵と文字、図形などを使い、見える化しながらものごとを記録したもの。

発言や意見、アイデアなどを描き起こし、会話の流れや関係性、重要なポイントが一目でわかる形にまとめられているので、さまざまなシーンで使われています。

たとえば…

  • 会議
  • 講演会
  • イベント
  • プレゼンテーション
  • まちおこし

真庭市の対話カフェでもグラレコを議事録に活用しています。

グラレコならではの特徴とメリット

グラレコの特徴といえば、紙やボードに話の内容を絵や図を駆使してかき起こすこと。
グラレコを取り入れるだけで、たくさんのメリットが…!

1.視覚的な理解がしやすい

会話の流れが見える化され、文字だけで情報を読み取るのが難しい人にもわかりやすく内容が伝わります。

複雑な情報や概念が含まれる話でもグラレコが活躍。イラストを交えて図解するので、頭に情報が入ってきやすくなります。

2.情報の要約が自然とおこなわれ、アイデアを共有しやすくする

必要な情報がコンパクトにまとまって描かれるため、ポイントがスッと頭に入ってきやすいメリットがあります。
会話の内容を即座に確認できるため、全員が同じ理解を共有しやすくなる。

また、ポイントの明確化で議題がずれることなく進むので、時間短縮が可能
会議やイベントがスムーズに進みやすくなります。

3.集中力を持続させ、発言の活性化を促す

話を視覚化すると、参加者の集中力が途切れにくくなります。
通常の会議では、長時間の話し合いが続き、注意が散漫になりがち。
しかし、グラレコを通じて内容が見える化されると、集中力が保たれます。
これにより、積極的な発言を引き出し、会話が活性化。
視覚的に明確な記録が残り、参加者が「自分の意見が正確に反映されている」と実感できるのもメリットです。

グラレコを実践してみよう!

グラレコを始めてみたい方に向けて、簡単な3ステップをご紹介します。

ステップ①キーワードを捉える

会話や議論の中で、重要なキーワードやポイントを見つけ、強調する形で記録してみましょう。
文字だけでなく、キーワードをシンボルやイラストで表現すると、描いている人だけでなく、見る人にとっても理解が深まります。

ステップ②絵や図で補足する

簡単なイラストや図を追加し、具体的な内容や流れを意識して表現してみましょう。
棒人間や矢印などシンプルなもので十分。細かい絵を描かなくても大丈夫です。

ステップ③全体のバランスを考える

ノートやボードなど記録するスペース全体を活用し、情報が重ならないように配置してみましょう。
順序や関係性がしっかりわかるよう工夫するととてもわかりやすくなります。

完璧じゃなくてもいい!こんなシーンでも始めてみませんか?

たとえば、子育て中に育児のことで悩んでモヤモヤしたとき、グラレコを使って今の気持ちを可視化してみても良いでしょう。

それだけでも少し気持ちが整理されますが、さらに描いたものをSNSに写真でアップしてみてもいいかもしれません。
同じ悩みを抱える仲間やアドバイスをくれる仲間とつながれる可能性もあります。

今までグラレコを知らなかった人も、日々のちょっとした気持ちや、ふと気づいた考えをまとめてみることに使ってみましょう。
さらに良いアイディアにつながるかもしれません。

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