
対話カフェってどんなもの?
対話カフェは、地域に住む人々が集まり、普段は話せない人とも気軽に交流できる場です。
その名の通り、ただ会話をするのではなく、”対話する”ことを目的に開催しています。
対話によって、相手の価値観や背景に耳を傾け、新しい発見や共感が生まれていきます。
そして、対話を通して、さまざまな人の考えをわかち合い、
「安心して自分らしくいられる社会づくり」を皆でいっしょにしていく場が対話カフェです。
「会話」と「対話」の違いとは?
前回のコラムでもお話しましたが、会話と対話には大きな違いがあり、
その違いが対話カフェの核となります。
会話は、情報交換や感情の共有がメインで、軽いトーンで進みますが、
対話では、相手を理解しようとする気持ちや心に耳を傾ける気持ちが必要。
そのため、対話カフェは、
真庭に住む人たちの「共感」や「心の交流」を育む場としての役割も担っています。
対話の目的と意義
真庭ライフスタイルの原点は、ひとりひとりの暮らしを大切にしつつ、
全ての市民が相互に尊重し、共に生きる地域の実現です。
これらを実現させるためにも、対話は必要不可欠になります。
地域社会においても、様々な価値観や背景を持つ人が
「自分らしく」「心地よく」暮らせる社会。
対話を通じ、違いを理解し多様性を受け入れる…
地域の人々が支え合う環境づくりが対話カフェの大きな意義となります。
SDGsと対話のつながり
SDGs(持続可能な開発目標)は、2030年までに
国際的に進行し、現在よりもより良い未来を実現するためのもの。
真庭市が実施している対話カフェは、SDGsの理念と深く関わっています。
対話カフェは、住みやすい社会を実現するために実施し、
「他人の考え方や立場を理解し、自分の視点を広げるきっかけの場」となるように
環境問題やジェンダー、地域の課題など 議題は多岐に渡っています。
ぜひ、対話を通じて持続可能な未来への小さな一歩を踏み出しましょう。
共生社会への一歩として
対話カフェは、多様な背景を持つ人々が安心して参加できる共生の場でもあります。
そして、リラックスした雰囲気の中で、新たなつながりや気づきを得られる豊かな交流の場です。
さまざまな意見を持ち寄り、他の参加者とじっくり対話して、考えを深めていきましょう。
難しく考えずに、まずは、自分の視点で心地よく交流できる時間を楽しんでみてください。
参加者ひとりひとりにとって、対話カフェでの時間が日常にポジティブな影響をもたらし、生活に彩りを添えることを目指しています。
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