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会話と対話の違いとは? 〜お互いが心の声に耳を傾け合う社会を〜

言葉はなんのためにあるのでしょうか。
テクノロジーの進化やSNSの流行により言葉は「情報交換の道具」としての側面が目立つようになっています。
しかし本来、言葉には心と心を通じ合わせ、人と人をつなぐ大きな役割があるのです。
たとえば、言葉を交わしながら、お互いの意見や価値観を伝えると、
人それぞれの違いを知るきっかけになります。
また、相手の話を聞き、そこから想像できる状況を考えるだけでも、
相手を尊重する気持ちにつながるのです。
真庭市では、様々な背景をかかえる人たち、
ひとりひとりが「居心地が良い」と感じられる社会を目指しています。
そして「対話」こそ、安心して暮らせる社会に欠かせないものであると考えているのです。

「会話」と「対話」の違いとは?

会話」と「対話」は、似ているようで異なります。
会話」は、他愛もないやりとりを意味する言葉です。
一方で「対話」は、やりとりの中に目的があり、
「会話」以上に相手の気持ちを考える必要があります。

・良い関係性を築こう
・コミュニケーションをとろう
・相手のことを理解しよう

このように、相手への配慮がつきものになるのです。

対話ですべてのひとが自分らしく生きられる社会を

私たちが市として、「対話カフェ」を実施するのは、
対話が自分らしく生きる社会をつくるために必要なものと感じるからです。
現代では、多様な価値観や意見が日常に交錯しています。
その中で人々が心地よく、自分らしく暮らすためには、
相手の考えや気持ちも尊重できる心が大切です。
そして「対話」は、他人への理解や尊重に大きな役割を担っています。
なぜなら、「会話」だけでは、より良い社会はつくることができず、
対話」を通じて深い理解やお互いの尊重が生まれるからです。

身近な人と対話してみよう

まずは、身近な人と対話してみましょう。
たとえば、

・ふたりで夢を語り合ってみる
・みんなでテーマを決めて議論してみる

対話」に決まった型はないので、自由に話してみましょう。
必要なのは、相手の意見に耳を傾け、理解しようとする姿勢だけです。

「対話」で心の声に耳を傾けよう

対話」を難しく考える必要はありません。
はじめのうちは、その場にいて、話を聞くだけでもいいのです。
対話」に慣れてきたら、話を聞きながら共感を示してみたり、
考えや意見を引き出すような質問をしてみたりしましょう。
相手を思いやりながら言葉を交わすうちに、自然と対話は成り立ちます。

「対話」で共生社会の心をはぐくもう

真庭市では、月1回「対話カフェ」を開催しています。
さまざまなテーマで語り合い、自分とは違う考え方を知り、
お互いの理解を深め合っています。
ぜひ、みなさんも対話を通して、すべての人が自分らしく生きられる共生社会を一緒につくっていきましょう。

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