
対話カフェ Vol.2
テーマ:空気を読むってどういうこと?
2023年8月19日、高仙の里よので「空気を読むってどういうこと?」をテーマに対話カフェが開催されました。
今回は12名の参加者が集まり、みんなで「空気を読む」について語り合いました。
対話カフェのルール
- 何を言ってもいい
- 人の意見を否定しない
- 発言せずに聞いているだけでもOK
- 知識ではなく、自分の経験に基づいて話す
- 話がまとまらなくても大丈夫
「空気を読む」ってどういうこと?
対話の前半では、「空気を読む」についての体験談が語られました。
- コンサートの本番中、演者の声が届いていないと思ってマイクの位置を直したら「空気を読め」と上司に叱られた。
- 小学校や中学校では、空気を読まないと生きづらかった。
- 繁忙期の飲食店で、接客ではなく発注作業をしていたら「空気を読め」と叱られた。
- 知り合いから相談を受けていて、数時間経ったのでお菓子を取りに行ったら「空気を読んで」と言われた。
- 職場ではなんとなく空気が漂っていて、定時で帰りづらい。
空気を読まないほうが楽?
体験談を通じて、参加者たちは「空気を読むこと」について深く考えました。
- あえて空気を読まなくなったことで、気が楽になったという意見もありました。
- 空気を読むほど、個性がなくなってしまうのではないかという意見も。
- スポーツにおいては「空気を読む」ことでチームプレーが可能になるが、「空気を読まない人」がキャプテンになっていくことが多いとも言われました。
そもそも「空気を読む」とは?
後半では、「空気を読むとは何か?」について深掘りしました。
- 空気を読むことはポジティブなことなのか、ネガティブなことなのか?
- 「空気を読む」は集団の中で暗黙の役割を与えられることかもしれない。
- 空気を読むと同調圧力は関係しているのかもしれない。
空気を読む必要はあるの?
空気を読まなくても良い場面についても対話が進みました。
- 空気は2人以上いると生まれるものだから、常に無意識に空気を読んでいるのではないか。
- 空気を読むのは、メンツを保つためかもしれない。
- 自分の意見を言うことと、空気を読むことは両立できるのか?
みんなの感想
最後に参加者たちから感想が述べられました。
「空気を読むとは、『察してよね』の戦いだと思った」
「自分ひとりで考えているうちは広がらなかったが、みんなで対話をしてみると多面的に意見が出て、とても勉強になった」
「空気を読むことが同調圧力になるかもしれないと思った。そのあたりをまた話したり考えたりしてみたい」
おわりに
今回の対話カフェでは、「空気を読む」というテーマについて多くの視点から対話がおこなわれました。
次回の対話カフェも楽しみにしています!
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